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仕事って楽しいもの

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                                                                                                                            Photo by Haruna



今朝はクルミドコーヒーで毎月開催している本番に向けての公開練習でした。

今朝の東京は寒かったですね。
でもクルミドコーヒーの東側の大きな窓からは、燦々と朝日が降り注ぎ、
春?初夏?それくらい暖かかったです。

今朝も早起きした人たち、早朝から生の演奏を楽しみました。



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                                                    Photo by Haruna


ヴァイオリン 飯田絢子
ピアノ 中澤頼子

音の葉ではいつもQueue Trio として チェロの管野真衣と一緒に演奏しているこの二人。
今回はデュオでの登場です。

やはりデュオ(2人)ですと、トリオ(3人)の時よりもそれぞれの楽器が担当する音の厚さや音量など
比重が違うなぁ、と思いながら聴きました。

ヴァイオリンの飯田絢子は、いつも本当に楽しそうに曲のことや楽器のこと、練習のことを語ります。
その様子は初めて音の葉に来てくれた5年前とちっとも変りません。
私はそんな絢子ちゃんが大好きで、演奏だけでなく、たぶん本人は無意識にしていることだろうけれど
その様子で癒される方は多いんじゃないか、と思っています。

そしてピアノ 中澤頼子もいつもにこにこ、楽しそうなんです。
ピアニストは孤独な商売、音の数が他の楽器に比べて多いので、大変なこともいっぱいあると思うのです。
しかも頼ちゃんは、編曲や最近は作曲まで、いろんなことに挑戦していますから、演奏だけではないのです。
でも今日の練習でも「あはは、ここ、私、アレンジして作っちゃった」とさらっと言ったり、
「あ~、この曲、なんて素敵なんだろう」と言ったり。

この二人に共通することは、仕事って楽しいものなんだ、ということ。

そもそもこの二人は仕事って思ってるんだろうか?
そんなことまで思ってしまうくらい、楽しんでいます。

いいなぁ、そういうの。

勉強だって、仕事だって、楽しくないとダメだと思うんです。
もちろん、勉強も仕事も困難はつきもの。
でも、その先に「楽しい」が見えていれば、
目の前の困難を乗り越えることも「楽しい」のです。

今回のクルミドコーヒーでのプログラムは、ヴァイオリンの飯田絢子が
実際にヴァイオリンを教えている時に、小さなお子さまたちが一生懸命演奏する曲
それをプロが演奏すると、実はもっとこんなに素敵なんだ、というのをやってみたい、というところからの
プログラムのラインナップ。

本番は2/23 (日)朝9時から。
主なプログラムをご紹介します。

クライスラー : ウィーン奇想曲
ダンクラ : ロッシーニの主題によるエアバリエ
ド・ベリオ : バレエの情景
ヴィエニアフスキー : ロマンス
ヴィターリ : シャコンヌ

ご期待ください。
ご予約はクルミドコーヒーまで。
042-401-0321








今日の裏話 レギュラー会場以外の演奏会
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# by otonoha-concert | 2014-03-08 15:41 | メイキング

全身に電気が走った!!

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今日は啓蟄。
いよいよ春を迎える時。
我が家にも「侘助」という小さな椿が咲きました。

今日は音の葉Houseで3/20に本番を迎える「祈り」のライブの公開練習を開催しました。

ヴァイオリン 増村寿乃
ピアノ 清田千絵

ヴァイオリンの増村寿乃は今回、音の葉初登場です。

とても礼儀正しい寿乃ちゃん。
いつもどんな時も笑っている千絵ちゃん。

始まる前はほんわかムードでした。

ところが、演奏が始まるや否や、私の身体に、いえ、いらしてくださった皆さまの身体にも
電気が走ったのをこれほど感じたことがあるでしょうか。

譜面台を自分から遠ざけたかと思うと
ヴァイオリンの寿乃ちゃんはほとんどの曲を暗譜で弾き始めました。
それはもう寿乃ちゃんの魂が音を鳴らしている、もしかしたら寿乃ちゃんの身体だけでなく、
何かそれを越えたところから音が鳴っている、そんな演奏でした。

私自身、公開練習を始める前、まだお客様もいらしてない時に音だし中の演奏を聴いて
全身に電気が走ったようになり、動けなくなってしまいました。

何かが起こる。

そんな予感、いえ、予感というよりも確信でした。

その確信どおり、今朝の音の葉houseにはずっと化学反応が起こり続きました。
言葉にならないこの想い、あぁ、今こうして書きながら自分がもどかしい。

公開練習では、本番よりもたくさんの質問が飛び出します。
今日は、席を途中で変えて、ピアノの横でずっと楽しんでくださった方もおられました。
割れんばかりの大きな拍手に、お客様同士にもつながりができて、みんなで一緒にこの二人の演奏家を応援しているんだ、
という空気も生まれました。

音の葉の公開練習は、他では体験することのできないものがあります。
〇〇しちゃダメ、〇〇しなきゃダメ、のようなことは一切ありません。
反対に〇〇してもいいし、〇〇しなくてもいい。
そんなゆるさから、みなさん、リラックスして聴いてくださっているように思っています。

今日、いらっしゃれなかった方、なんと3/8(土) 9:00~
クルミドコーヒーでも合わせ練習を開催します。
その話、続きます。







クルミドコーヒー 公開練習は3/8 朝 9時から
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# by otonoha-concert | 2014-03-07 00:36 | メイキング

ライブの主役は

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今日から3月。
そして今日は新月です。
今日からまたゆっくりと満月にむかって月が大きくなっていきます。

先週、音の葉はたくさんのライブを開催しましたが、
そのご報告の2回目。

2/20 (木) 夜7:30~
音の葉の夕べ in クルミドコーヒー
フルート 下払桐子
ファシリテーター 影山知明さん(クルミドコーヒー 店主)

下払桐子は音の葉でもう何度も演奏してくれています。
数々のコンクールで優秀な成績を残してもいます。
昨年9月には音の葉が開催した「くるみ割り人形」の大きな舞台でも活躍しました。

華やかなイメージの桐ちゃん。
でも、実はフルートが吹けなくなる病気になって、昨夏、しばらくフルートから
離れざるを得ない状況になりました。

それをどう乗り越え、そして現在に至っているか、またこれから何を目指していくか、
という内容で演奏を交えながらの夜のひとときでした。

いらしてくださったお客様は
「こんなに間近でフルートをじっくり聴いたのは初めてでした」と言ってくださる方が多く、
私たち主催者はとても嬉しく思いました。



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そして2/23 (日) 朝9時。
早朝のクルミドコーヒーには、はるばる静岡からも早朝の新幹線に乗って
いらしてくださったという方など、たくさんの方々にいらしていただきました。

コントラバス 藁科基輝
ピアノ 細木原光紗

コントラバスの音を間近で聴くって、ちょっと珍しいでしょ?
しかもピアノと一緒に。

藁科くんは、本当に優しい心の持ち主。
私はいつも藁科くんに助けられています。
この包容力はちょっと右に出る人はいないかも、と思うくらいです。

ピアノの細木原はそんな藁科くんを支えるだけでなく、
主役としてもその存在をきちんと前にしていて、
この2人の演奏は、日曜日の朝、さぁこれからの1週間、素敵になるぞ、と
思いっきり予感させてくれるものでした。

この日のこと、いらしてくださった方がブログにアップしてくださいました。
ご紹介します。
http://soranosoto.exblog.jp/

私、このブログを拝読して涙があふれて、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいになりました。





いろんな場所に伺ってます
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# by otonoha-concert | 2014-03-01 22:23 | 終了しました

奇跡は起こる

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音の葉Houseの前にあった大きな雪の残骸もすべて融け、
野鳥の鳴き声が毎日、声高く聞こえています。
近くの梅林の梅も満開になりました。

もうすぐ本格的な春になります。

しばらくブログの更新、滞っていた間に
音の葉のライブ、頻繁に開催しておりました。

いらしてくださいました皆さま、ありがとうございました。

ご報告かねてご紹介しますね。

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2/20 (木)
音の葉Houseで「冴える」
午前、午後と2回公演で開催しました。

ヴァイオリン 佐藤奈美
ピアノ 紫芝のばら

ここで質問です。
さぁ、この写真、どこかが間違っています。
それはどこでしょう?

答えは
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ヴァイオリンの奈美ちゃんがピアノを弾いて、ピアノの のばらちゃんがヴァイオリンを弾いていました!

しかもこんなことまで!

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これらの写真は午後の大人の方向けの回のライブ終了後ですが
ヴァイオリンの佐藤奈美が、「私のヴァイオリン、どなたか弾いてみますか?」と差し出したら、なんとお客様全員、スタッフまでも
みんな音を出してみたのです。

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こちらは午前の回。
ピアノ 紫芝のばら、プログラムにない曲をソロで演奏し始めました。
バルトークという現代の作曲家の作品。
いわゆるまったくの子ども向けの曲ではなかったのですが
なんと子どもたち、踊り始め、手を叩き、中には「ボクも一緒に弾くよ!」とピアノを弾こうとする子まで!

子どもたちが総立ちになった、のばらちゃんの演奏。

この日、音の葉Houseには奇跡が起こり続けました。

演奏家が自分の楽器を差し出す、ということはほとんどありません。
だって命と同じくらい大事な大事な楽器ですから、これがないと生きていけない楽器ですから
楽器をさわったこともない人に差し出すというのは、どれほどの勇気がいることか。

でも、ちょっと弾いてみますか?なんて、それはいらしてくださったお客様が、演奏家をそう言わせたのです。

子どもたちが総立ちになって演奏を聴き入ってくれた、それが演奏家に力を与え、
心の奥底深くまで鳴り響く演奏となり、音の葉House全体が生き物になったかのように
震え、響き、どんどん天に近づくような空間になった。

1曲1曲演奏が終わるたびに、心からの大きな拍手と笑顔。

それがこの空間を作り、みんなの想いをひとつにした。

あぁ、何度思い出しても、この日この時のライブは奇跡としか言いようがありません。

この奇跡の起こった日にご一緒してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

















続く →まだまだご報告のライブ、ありますよ!
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# by otonoha-concert | 2014-02-27 11:32 | 終了しました

こんな雪の日には

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東京は今、雪がしんしんと降っています。
今日は珍しく出かける予定がなく、家で事務作業をしています。
こんな雪の日にぴったりの私の冬のお楽しみはこれ。
酒粕で作った甘酒。
このブログ、いつも読んでくださっている方には「またか~」と笑われていると
思いますが、はい、好きなんです。
売り切れると困るので言いたくないんですが、音の葉Houseの近くにある
「宮寺酒店」で売ってる酒粕は天下一品!
本番の日のメニューにもしちゃおうかな、と思うくらい、おすすめの一品。
(でも苦手な方も多いと知り、声をかけてくださった方だけに裏メニューでお出ししようかと思ったり、笑)
きっとこの酒粕で酵母を起こしたら、おいしいパンが焼けそうだなぁ、と思っているこのごろです。

さて、週明けの月曜日から音の葉はライブ本番など、スケジュールが目白押し!
楽しい毎日ですよ!

2/17(月) 10:30~
おばあさんの知恵袋(国分寺駅前 絵本屋) 

ヴァイオリン 荒巻美沙子
ピアノ 清田千絵

残席3席です。

2/20(木)
音の葉House (西国分寺駅北口徒歩6分、姿見の池近く)
10:00~ 満席です。
13:00~ 大人の方向けの回です。残席3席です。

ヴァイオリン 佐藤奈美
ピアノ 紫芝のばら

2/20(木)
クルミドコーヒー
19:30~20:30
「音の葉の夕べ」
フルート 下払桐子
詳しくはクルミドコーヒーのブログをご覧ください。
http://ameblo.jp/kurumed/


2/23(日)
クルミドコーヒー ライブ本番
9:00~

コントラバス 藁科基輝
ピアノ 細木原光紗

ご予約はクルミドコーヒー 042-401-0321


今日の裏話
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# by otonoha-concert | 2014-02-14 14:47 | お菓子 お花 日々のこと

素直であること

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今日は何度 笑ったことでしょうか。

朝10時から始めた「公開練習」
2/20に本番を控えての練習を聴きに たくさんのみなさま、いらしてくださいました。

ある曲を練習中、曲の終わりをどう弾くか、ということになった時。

ピアノ のばらちゃん 「この最後のチャララ~ン、と入るところ、どうしたらいいと思う?」
(悩みつつ、何度もそこを繰り返し弾いてみる。)

ヴァイオリン 奈美ちゃん 「もっと抜くように弾いたら?」

のばらちゃん 「こう?」「ん?こう?」

奈美ちゃん 「実はここはヴァイオリンも同じようにピアノと一緒にチャララ~ンと入るのですが、すっごくかっこ悪いんです。
だからカット!」

お客様 「えぇ~、笑」

奈美ちゃん 「だってね、ピチカート(弦をつまむように弾くこと)でチャララ~ン、と入るようにと楽譜にあるんですが、こうなるんですよ。」
と言って そこを演奏する。

お客様 笑笑笑

奈美ちゃん 「ね、おかしいでしょ?だからカット。」

ながはら「じゃ、どれだけ変になるか、一緒に弾いてみて」

なみ、のばら「じゃ、やってみます」

一同 大爆笑!


本当に楽しい公開練習でした。
きっと今日いらした方は笑って免疫力が上がって、風邪も吹き飛んだんじゃないでしょうか。

しかも、今日の練習はかなりの大曲をガツンと聴かせてもくれました。

「本番は予定があるからやめとこう、と思っていたのだけど、やっぱり来ようかな」
本気で悩んでおられる方もおられました。

今はこうだけど、本番ではどうなるのか。
またも、奈美のばらコンビは本番への期待をたっぷり残して、今日の練習を終了しました。

公開練習。
演奏家が何を考え、何を想い、何を目指しているのか、ぜひ見に聴きにいらしてください。

きっと今まで知らなかったクラシックの世界に出会えると思います。

ヴァイオリン 佐藤奈美
ピアノ 紫芝のばら

本番は2/20(木)音の葉House にて。
10時からの回は満席ですが、13時からの大人の方向けの回は、まだお席を少しご用意できます。
ご予約は→●



今日の裏話
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# by otonoha-concert | 2014-02-13 23:26 | 演奏者紹介

「今」を生きる

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東京は 予想を越える雪になったこの土日。
交通網が混乱したり、いろいろと大変なことがありましたが、
子どもたちや 犬達たちは 実に楽しそうでした。

土曜日の朝は クルミドコーヒーで公開練習でした。
かなりの雪がすでに降っていましたが、
みなさま、よくいらしてくださいました。

雪を見ながらの 生演奏、これは本当に素敵でした。
しかもピアソラというスペインの作曲家のタンゴの曲だったりするもんですから、熱い、熱い!

コントラバス 藁科基輝
ピアノ 細木原光紗

コントラバスの藁科は いつもタンゴを演奏していて、CDも出しています。
いつか藁科くんと タンゴのライブ、音の葉でやりたい、と強く思っています。

今月のクルミドコーヒーでのライブのプログラムは、盛りだくさん!
先ほども熱い、と言ったピアソラ、ふわ~っと溶けるようなドビュッシー。
コントラバスが主役のようではありますが、ピアノもかなり主張しています。

この公開練習、本番を迎える前の合わせ練習の様子を一緒に体験していただく時間です。
ただ黙々と練習、という時もありますが、楽譜をお渡しして実際に演奏を聴きながら
楽譜を追っていただくコーナーもあります。

本番だけではわからない、演奏家たちがどう呼吸を合わせているか、など
「今」を生きていることを実感する、私にとっても大事な時間です。

この公開練習、音の葉houseでも13日木曜日に開催します。
2/13(木) 10:00~11:30
¥1000 お茶、お菓子つき
ヴァイオリン 佐藤奈美
ピアノ 紫芝のばら

演奏家と一緒にお茶をする時間もあります。
普段の会話の中から、演奏家たちの素顔がのぞいて、それはそれは楽しい愛おしい時間です。
ぜひ。
残席2席となっております。
070-5272-3463

クルミドコーヒーでの本番は 2/23 朝9:00~
早起きする価値、大有りです!




今日の裏話
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# by otonoha-concert | 2014-02-09 22:32 | お菓子 お花 日々のこと

2月のご予約状況 そしてまたひとつ音の葉の使命

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昨日の東京は初雪、あっという間に真っ白な世界になってびっくりでした。
そして今日の寒さ。
立春をすぎましたが、まだまだ冬本番、みなさま、元気にお過ごしくださいね。

立春、毎年この日に私はお雛様を出すことにしています。
そうするとちょうど1ヶ月、お雛様を楽しめるのです。
気持ちも春になって、心の中もすっきりしました。

写真は先日、あるお宅にお邪魔した時に 出してくださったお茶と手作りのおやつです。

その方は以前クルミドコーヒーでのライブにいらしてくださったお客様です。
中学1年になられるお嬢様とそのご両親がいらしてくださいました。

そのお嬢様、普段 車椅子で生活しておられます。
実は私がこの音の葉を始めた時から、若い方、年齢を重ねた方、男性、女性、国籍の違い
そして身体の不自由な方など、すべての方にいらしていただきたい、とそれを目標にしてきました。
しかし、音の葉Houseの会場は2階にあるため、車椅子の方に入っていただくことができません。
ずっと残念に思っていました。

でもクルミドコーヒーに、車椅子ごと入っていただけたのです!
私の願いが通じた!本当に嬉しく思いました。
そしてライブ終了後、思わず「お待ちしていました。いらしてくださいまして、ありがとうございました」と
そのご家族にお声かけたんです。
もう本当に嬉しくてたまらない出来事でした。

それからしばらくしたある日、その方が音の葉のホームページにお問い合わせくださいました。
お嬢様のお誕生日のお祝いに、演奏しに来てくれないか、というものでした。

行きます! 行きますとも!!
喜んで馳せ参じます!!!

それで先日、お打合せにお宅にお邪魔してきました。

ちょうど学校から帰ったばかり、というお嬢様がリビングにおられました。
お母様は「ちょっといろいろやりますので、座っててください」と言われ、
なにやら点滴のような医療器具を操作なさっていました。

私は失礼かと思ったのですが、思い切って尋ねました。
「それは何をなさっているのですか?」

すると
「この子は口から栄養をとるのが難しいんです。1日に1回、20分だけお楽しみで流動食を食べさせるのですが、
それも誤嚥の可能性があり、とても危険なんです。ですから、今、胃ろうといって栄養をチューブで送っています。」
そう丁寧に答えてくださいました。

私は知らないことだらけです。
このご家族が毎日、どういうことをなさっているのか、それはどんな困難なことがあるのか、楽しいことがあるのか、
私は何も知りません。

でも知るべき、とその時思ったのです。

それは今回、演奏を、とご依頼くださった、そのお気持ちに応えるためにも
少しでも楽しんでいただけるように準備するためにも
私は知らなければ、知りたいと思ったのです。

お嬢様はとっても表情豊かで、私にニコニコ笑顔を見せてくれました。
何も話ができない、とのことでしたが、目は口ほどにものを言う、とはお嬢様のこと。
嬉しい、悲しい、楽しい、おいしい、さみしい、などその大きな目がくりくりと輝いていました。

あの日、クルミドコーヒーに勇気を出していらしてくださったこと。
そして今回のご縁を頂戴したこと。
感謝の気持ちばかりです。

勇気を出してくださったからこそ、私は世界が広がり、音の葉の使命をまたひとつ増やすことができたのです。

音の葉を始めて、1人の人間の勇気の重さをひしひしと感じています。
1人の力は小さいようだけど、実はとても大きい。
「うちの子はここにいます!ここに存在しています!」と
外に出てきてくださった。
それを私は、音の葉はしっかりと受け止めていきたい、と思っています。

2/23 午後、Mちゃんの3日遅れのお誕生のお祝いに伺います。
午前中、クルミドコーヒーで演奏してくれる、コントラバスの藁科とピアノの細木原が、Mちゃんのお誕生日のお祝いを
心を込めて奏でます。
13年間、がんばってこられたご両親に向けても心を込めて演奏したいと思っています。

お身体の不自由な方、ご病気の方、ご高齢の方など、なかなか外に行けない、という方
ぜひ音の葉を呼んでください。
ベッドの横でも演奏します。
音量もご相談させていただきます。
オーダーメイドですから、ご希望に添えるようにしっかりとお打合せさせていただきます。

Mちゃん、待っててね。
もうすぐ行くからね。



2月のご予約状況
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# by otonoha-concert | 2014-02-05 22:52 | ご予約状況

ミラクルが起こった!

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今日はぽかぽか陽気でしたね。
私は以前から娘と約束していた美術館へ行ってきました。
写真で見ているのと、実際に本物を目の前にするのが、これほども違うのかと
今日またあらためてはっとしました。
ものすごい迫力でした。

昨晩、クルミドコーヒーで「音の葉の夕べ」開催しました。
昨日も感じましたが、どんなすごいCDでも、この目の前で聴く音の迫力には 敵いません。
今日、美術館で見た絵画と同じ想いでした。

昨晩の出演はヴァイオリン 佐藤奈美。

奈美ちゃんの音は野太い。
あるお客様が依然、「このヴァイオリンは何か特別な楽器なんですか?」とお聞きになったくらい、
地面の下の方から響く奈美ちゃんの音には何度聴いてもびっくりします。

昨日のテーマは「民謡」でした。
民謡と聴くと、どうしても私なんか、盆踊りっぽい日本の曲を想像してしまうのですが
(ソーラン節とか炭坑節とか、笑)
昨日はシューマンが想う「民謡」の曲だったり、あのゴジラの曲を書いた日本人作曲家 
伊福部昭 が書いた日本狂詩曲だったり、
コテコテの民謡と思っていた私を、なんだか素敵に裏切ってくれました!(笑)

佐藤奈美は、音の葉ではお客様から「もう一度聴きたい演奏家」とリクエストされる、
一度聴いたら忘れられないヴァイオリニストです。
いつもは、ピアノ 紫芝のばらとコンビを組んで、(あ、漫才じゃないですよ)演奏してくれています。

伴奏のない、いわゆる無伴奏の曲は バッハが有名なのを書いていますが、基本的には曲が少なく、
ほとんどが伴奏つきです。
「音の葉の夕べ」では、伴奏つきの曲をあえて無伴奏で演奏するために、演奏家たちは苦悩します。
これは本当に裏話ではあるのですが、実際にいつものライブ本番で演奏するよりも、
演奏家たちはかなりの準備をしてくることが多いのです。
しかも、演奏家は演奏するのがもともとの仕事。
でもこの「音の葉の夕べ」は演奏もしつつ、お話しも重要。
なので、演奏家たちはテーマを決めることから始まり、どんな曲をどのようにお話しして、次にどうつなげるか、を必死に考えます。

しかし私は、この「音の葉の夕べ」は演奏家にとって挑戦であり、自分と真摯に向き合う良い機会となり、
いったい自分は何者なのか、を考える重要な時間と考えています。
この「音の葉の夕べ」を体験すると、なりたい自分になれないことにも気づき、
痛みも伴うこともしばしばなのですが、
それでも、果敢に挑戦する演奏家たちを、私は尊敬し、心から応援するのです。

そこで皆さまにお願いです。
2月からクルミドコーヒーで開催する音の葉のライブ全般の参加費を一律¥2000とさせてください。
特に「音の葉の夕べ」は今月まで¥1000でした。
いきなり倍です。
ですが、これからもっともっと私や演奏家、チーム音の葉のメンバーみんなで、
「来てよかった」と言ってくださるような時間になるべく、努力してまいります。

参加費を値上げするということ、これはとても勇気のいることです。
もしかしたらどなたもいらしてくださらないかもしれない、そんな不安がよぎります。

でも、演奏家はもちろんのこと、ファシリテーター役のクルミドコーヒー 影山さんや今田くんが
どれだけ勉強し、準備しているかも知っています。

私たちは自分たちの仕事に誇りを持とう。
自分たちが良いと思っていることを、堂々とこれからもやっていこう。

実はこの提案、私がしました。
それは自分で自分の背中を押すこと。

大丈夫。大丈夫。
きっとわかってくださる方がいらっしゃるに違いない。
一緒にこの会を作っていく方がいらっしゃるに違いない。

そう疑いもなく思うのです。

どうかこのような事情をくんでいただき、また若い演奏家を応援する意味も込めて、
ご理解くだされば嬉しく思います。

いらしてくださる皆さまはもちろんお客様、ですが、でもこの音の葉の想いを共にする「仲間」として
生の音楽が身近にあること、若い演奏家たちが育つことができるように、お力貸してくださいませんか?

どうぞこれからもよろしくお願いします。



今日の裏話 ある日、ミラクルが起こった!
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# by otonoha-concert | 2014-01-31 22:38 | 終了しました

あぁ、楽しい。それだけで十分。

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今日は日中、ぽかぽか陽気の東京でした。
私は歩いていたら暑くなって、コートを脱いでしまいました。

先日 1/27月曜日、国分寺駅前の絵本屋 おばあさんの知恵袋にて 音の葉のライブ、開催しました。
出演は ヴァイオリン 佐藤奈美、ピアノ 紫芝のばら。

音の葉に何度もいらしてくださっている方には「あぁ、あの二人ね!」と、いつも応援していただいています。

この日も期待を裏切ることなく、なみちゃん、のばらちゃん、ガツンと聴かせてくれました!

時間がたつにつれて眠くなってくるちびっこたち、あやそうとしてママたちは立ち上がり、左に右に揺れるのですが、
ずっと見ていたら、音楽に合わせてみなさん揺れておられました!笑
いいですね~。もうなんだかほんわか、嬉しい気持ちになりました。



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今回から おばあさんの知恵袋でのライブの時には、お隣の洋菓子屋さん「茂右衛門」さんにお願いして、
この日のために特別に作っていただくお菓子をご用意しています。

今月のお菓子は「プチ・フィナンシェ」

小さいながらも、スペイン産の上質なアーモンドの粉、発酵バターを使ってあって、噛みしめるほどにしみじみとおいしいお菓子でした。

茂右衛門さん、これからの時期はヴァレンタインのお菓子も作っておられるので、ぜひ行ってみてくださいね!

今回、出演してくれた奈美ちゃん、のばらちゃんは来月の音の葉Houseにも出演してくれます。
2/20午前はすでに満席。ご予約まだの方、ごめんなさい。キャンセル待ちを受け付けています。

2/20午後の大人の回はまだお席ご用意できますから、ご予約お待ちしています。

明日のクルミドコーヒーでの「音の葉の夕べ」出演は佐藤奈美ですが、これも満席となっております。


ご予約はお早目に。音の葉のホームページから →●




今日の裏話  
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# by otonoha-concert | 2014-01-29 22:35 | 終了しました