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ミラクルが起こった!

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今日はぽかぽか陽気でしたね。
私は以前から娘と約束していた美術館へ行ってきました。
写真で見ているのと、実際に本物を目の前にするのが、これほども違うのかと
今日またあらためてはっとしました。
ものすごい迫力でした。

昨晩、クルミドコーヒーで「音の葉の夕べ」開催しました。
昨日も感じましたが、どんなすごいCDでも、この目の前で聴く音の迫力には 敵いません。
今日、美術館で見た絵画と同じ想いでした。

昨晩の出演はヴァイオリン 佐藤奈美。

奈美ちゃんの音は野太い。
あるお客様が依然、「このヴァイオリンは何か特別な楽器なんですか?」とお聞きになったくらい、
地面の下の方から響く奈美ちゃんの音には何度聴いてもびっくりします。

昨日のテーマは「民謡」でした。
民謡と聴くと、どうしても私なんか、盆踊りっぽい日本の曲を想像してしまうのですが
(ソーラン節とか炭坑節とか、笑)
昨日はシューマンが想う「民謡」の曲だったり、あのゴジラの曲を書いた日本人作曲家 
伊福部昭 が書いた日本狂詩曲だったり、
コテコテの民謡と思っていた私を、なんだか素敵に裏切ってくれました!(笑)

佐藤奈美は、音の葉ではお客様から「もう一度聴きたい演奏家」とリクエストされる、
一度聴いたら忘れられないヴァイオリニストです。
いつもは、ピアノ 紫芝のばらとコンビを組んで、(あ、漫才じゃないですよ)演奏してくれています。

伴奏のない、いわゆる無伴奏の曲は バッハが有名なのを書いていますが、基本的には曲が少なく、
ほとんどが伴奏つきです。
「音の葉の夕べ」では、伴奏つきの曲をあえて無伴奏で演奏するために、演奏家たちは苦悩します。
これは本当に裏話ではあるのですが、実際にいつものライブ本番で演奏するよりも、
演奏家たちはかなりの準備をしてくることが多いのです。
しかも、演奏家は演奏するのがもともとの仕事。
でもこの「音の葉の夕べ」は演奏もしつつ、お話しも重要。
なので、演奏家たちはテーマを決めることから始まり、どんな曲をどのようにお話しして、次にどうつなげるか、を必死に考えます。

しかし私は、この「音の葉の夕べ」は演奏家にとって挑戦であり、自分と真摯に向き合う良い機会となり、
いったい自分は何者なのか、を考える重要な時間と考えています。
この「音の葉の夕べ」を体験すると、なりたい自分になれないことにも気づき、
痛みも伴うこともしばしばなのですが、
それでも、果敢に挑戦する演奏家たちを、私は尊敬し、心から応援するのです。

そこで皆さまにお願いです。
2月からクルミドコーヒーで開催する音の葉のライブ全般の参加費を一律¥2000とさせてください。
特に「音の葉の夕べ」は今月まで¥1000でした。
いきなり倍です。
ですが、これからもっともっと私や演奏家、チーム音の葉のメンバーみんなで、
「来てよかった」と言ってくださるような時間になるべく、努力してまいります。

参加費を値上げするということ、これはとても勇気のいることです。
もしかしたらどなたもいらしてくださらないかもしれない、そんな不安がよぎります。

でも、演奏家はもちろんのこと、ファシリテーター役のクルミドコーヒー 影山さんや今田くんが
どれだけ勉強し、準備しているかも知っています。

私たちは自分たちの仕事に誇りを持とう。
自分たちが良いと思っていることを、堂々とこれからもやっていこう。

実はこの提案、私がしました。
それは自分で自分の背中を押すこと。

大丈夫。大丈夫。
きっとわかってくださる方がいらっしゃるに違いない。
一緒にこの会を作っていく方がいらっしゃるに違いない。

そう疑いもなく思うのです。

どうかこのような事情をくんでいただき、また若い演奏家を応援する意味も込めて、
ご理解くだされば嬉しく思います。

いらしてくださる皆さまはもちろんお客様、ですが、でもこの音の葉の想いを共にする「仲間」として
生の音楽が身近にあること、若い演奏家たちが育つことができるように、お力貸してくださいませんか?

どうぞこれからもよろしくお願いします。





先日の夕方、電話がなりました。

「あの、明日の午後の音の葉houseでの予約って、まだできますか?」

優しい女性の声がしました。

「はい、大丈夫ですよ。お席ご用意できます」

すると
「あの、私、明日、盛岡から行こうか、と思っているんです。」

「えっ?盛岡?岩手の盛岡ですか?」

「ずっと音の葉のホームページ、見てたんです。1年くらい前から。
でもなかなか行けなくて。主人と娘は横浜にいて、私は長男と岩手にいます。
それでもなかなか行けなかったんですが、でも、明日なら行けるかも、と思って。」

私はあまりのことに
「本当に本当に岩手からいらっしゃるのですか?新幹線に乗って、いらっしゃるのですか?」

そして翌日、その女性が音の葉houseの玄関に立っておられました。

「来れました!」

あ~~~、お待ちしておりました。
本当にいらしてくださったのですね!
岩手は今年は大変な雪と聞いています。
そんな中、よくぞいらしてくださいました。

なんか、そんなこととっさに言ったような記憶があります。
もうお電話いただいた時から気が動転して、天にも昇るような気持ちだったものですから、
何を口走ったか・・・笑

音の葉houseは私の自宅。
わざわざ岩手から駆けつけてくださるような立派な店舗でもない。

でも本当にこうしていらしてくださった。
私はこの日、いつもに増して、良い時間になりますように、と祈りました。

その方は何度もありがとう、とお礼を言ってくださいました。
でもお礼を申し上げたいのは私の方。
ずっと見守ってくださり、そしてこうして駆けつけてくださり、天使って本当にいるんだ、
なんだか嘘のようなほんとのような、不思議な気持ち、感謝の気持ちでいっぱいでした。

Y.Sさま、ありがとうございました。
無事に岩手にお戻りでしょうか。
雪がすごくて、凍り付いてて、とおっしゃていましたが、いかがお過ごしですか。

私もいつか岩手に伺いたい、と思います。
そして次はそちらで演奏させていだたければ、と思います。
感謝の気持ちを込めて。


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by otonoha-concert | 2014-01-31 22:38 | 終了しました