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雨の夜に

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昨晩から降り続く雨。
東京は初雪、との予報もありましたが、そこまでは至らず。
ほっとするか、残念に思うか? それぞれだと思います。
そういう私は・・・両方かな、笑。
 ほっとする自分を残念にも思ったり。それが大人になるってことなのかな、と思ったり。

 ま、それはさておき、この雨の中、今夜はクルミドコーヒーで「音の葉の夕べ」開催しました。
写真は、クルミドのスタッフYさんが撮ってくれたもの。
素敵!
黒板もこんなに素敵に書いてくれて、大事にとっておきたくなりました。

月に1回開催している「音の葉の夕べ」 これは、演奏家1人を招いて、その夜のテーマを決めて 
演奏家の想いを語る、それを聴くというものです。

 今夜の出演は ピアニスト 紫芝のばら。
 そして今夜のテーマは「フランス音楽」

ん?そう聞いてすっと作曲家の名前が出る方はかなりの通?
 普通は???だと思います。

 でも 例えば、ドビュッシー、ラヴェル、といった人の名前、一度は耳にされたことがあるかもしれませんね。
 ラヴェルの「ボレロ」はとても有名ですから、タイトルを知らなくても耳にすれば「あ、知ってる」になると思います。

じゃあ、フランス音楽を一括りにしちゃったけど、フランス音楽の特徴って何?
そう聞かれてすっと答えられる人は、通を通り越して、かなり専門に近い?と思います、笑。

 今日は漠然として「フランス音楽」について、ピアニスト 紫芝のばらが想う「フランス音楽」を
演奏を交えて語ってくれました。
 内容をここで書くのは今日はやめますが(あれ?残念に思ってくださいます?)
私は あらためて、紫芝のばらちゃんのファンになりました。

こう言っては上から目線で失礼なのですが、(ごめんね、のばらちゃん)
 のばらちゃんの伸びしろがまだまだある、これからきっともっともっと素晴らしいピアニストに
成長するんじゃないか、と 心から期待する、
今日の「音の葉の夕べ」でした。

フランス音楽って、ちょっとフランス映画のように、つかみどころがなくて、
あまり興味のない方には、何が言いたいのかわからない。
どう聴いていいか、わからない、と言われます。
 でもそれを、のばらちゃんはどう感じて演奏してるのか、どう思っているのか、
そんなところも話してくれて、 なるほど~と思われた方、多かったのではないでしょうか。

 そう、「音の葉の夕べ」は演奏家の頭の中の映像にちょっと触れることができるんです。

そういうわけで、私はこの「音の葉の夕べ」がとっても好きで(やってる本人が言ってどうする)
私の中ですごく大事な時間になっています。
 のばらちゃん、ありがとう。
1月の「おばあさんの知恵袋」2月の音の葉House に出演してくれるのを楽しみにしているよ!




ようこそ、今日の裏話へ。
 
今日はちょっと私の想いを語ろうと思います。 (またか、って今 言いました?)

 音の葉では、若い演奏家を応援したい、という想いがあって、みんな20代の若い演奏家ばかりが所属してくれています。

 私は若い人が大好きです
 それは、迷いながらも自分の道を一生懸命追求していること。
 損と得とか、そんなことよりも、自分がやりたいこととはなんぞや、といつも前に向かっていること。
 とても素直であること。
 迷うこと。迷いも美しいのです。
そして何より、いつも誰かのために演奏して、
誰かに喜んでもらおうとしていること。

 その精神に私はいつも心が震えるほど感激します。

演奏中は集中しているし、本当に自分に向き合っているし、
そして何より楽しんでいただこうと 心の中も素っ裸になっています。

 しかし、いらしてくださるお客様には、いろんな方がおられます。
 とても幸せな気持ちの方。
 困難に立ち向かっておられる最中の方。
ちょっと身体の具合の悪い方。
 ご家族を亡くされたばかりの方。

さ まざまな人生のちょっとした時間をご一緒しているのだと、いつも思っています。

 ですから、演奏家とお客様の接着剤である私の仕事は
できるだけ、いろんな想いを持っていらしてくださる方すべてに楽しんでいただけるように
 来て良かった、と言っていただけるように、
 明日から元気に過ごしていただけるように、
お帰りになる時には前向きになっていてくださるように、、、

いろんな願いを込めて、毎回、毎回、お届けしています。

 でも、どうしてもすべての方に、というのが難しい時もあります。

 例えば、演奏家たちが今の自分を表現するために、
そしていらした方にできる限りのことをお伝えしたい、
できるだけ楽しんでいただきたい、
という強い想いを持って作ったプログラム。

ある方には「こんなにたくさんありがとう!」 
「すごい、夢のようだ」と言っていただけます。

 でもある方には「こんなにたくさん詰め込んで、ほっとする時間もなかった」
「この曲、やるなんて知らなかった」
「もっとこんな曲も聴きたかった」など いろんなご意見を頂戴します。

 そんな時、私はとても嬉しくなったり、残念に思ったり、
楽しんでいただこうというこちらの想いが伝わらず、
 またお客様のお気持ちを察することができずに申し訳なく思ったりします。

 ここで、ちょっと想いを転換させることをお話しさせていただこう、と思います。

 冒頭にもお話ししたように、音の葉は若い演奏家たちを応援しています 。
 若い、というのはとても素晴らしいこと。
でも、時には若いことが障害にもなる。

 例えば、自分の子どもの担任の先生が、大学を出てすぐの人だったりした時、
「若い先生、大丈夫か?」と何かあった時に「若いからダメなんだ」と
若いことが良くないと言われたりする。
子 どもを預かるお仕事の方は「あの人には子どもがいないから、ダメなんだ」となったりする。

そんな時、私はとても悲しい気持ちになります。
 私が若いころ、まだ何も世の中を知らずにいろんな失敗をした時、
周りの先輩方がどれだけフォローしてくださったか 。
若いからダメ、そう言ったらそこでおしまいだけど、成長を見守ってくださった。
社会全体が若い人たちを見守る気持ちになったら、世の中はもっともっと優しくなるだろう、と思うのです。

 それは今すぐ、自分の心の中を転換させるだけでそうなっていきます。

若い人たちに失敗はつきものです。
 迷いも。
 一生懸命ゆえに、それが過剰サービスにも。

でもそんな若い人たちを応援してほしいのです。

 そしてそうすることで、いつか世の中が優しくなってることに気づけるのだと思います。

 自分の心の中を転換させることで、それは実現可能なのです。

音の葉はこれからも若い演奏家を応援していきます。
 今、これがやりたいんだ、ということを具現化できる場を作っていきます。
 どうぞみなさま、これからもよろしくお願いします。
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by otonoha-concert | 2013-12-19 23:54 | 終了しました